ボーナス(賞与)から天引きされる税金と社会保険料はいくら?



ボーナスとは

 

 

ボーナス(賞与)時期はいつもで待ち焦がれるものです。まさに「待ちに待った!」という感じではないでしょうか!

 

6月~7月、そして12月は一般的に賞与、そうボーナスの支給時期となっています。この時期になるとよく「大手企業のボーナス、今回の平均支給額は」などというようなニュースがメディアにも登場します。

 

さて、嬉しさの反面、実際の額面と手取り額との差が大きいことに驚いたことがある人もかなりいると思います。こうしたボーナスから引かれる税金、社会保険料の額というのはどのような仕組みで決まっているのか気になりますよね。

 

そもそも賞与と月給とは何がちがうのでしょうか。賞与は、毎月の給料とは別に、会社などが夏季、年末に従業員に対して支給する金銭です。中には利益が出た時に支給する会社もあるようですが、いずれにしても、あくまでも月給以外ということであり、賞与を支給する際に、社会保険なども別途計算する必要があるのです。

 

賞与は、一般的に一定期間内の業務成績や勤務時間などに基づいて、金額の計算が行われます。通常の月給とは違って、会社側が賞与の有無、金額など任意で定めることができます。

 

賞与をもらった従業員が社会保険の被保険者なら、賞与に対して社会保険料もかかります。従って、賞与を支給するには、会社は社会保険料を計算して控除する必要があるわけです。社会保険料は、厚生年金保険料や国民健康保険料などで構成されています。